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「韓国大学生訪日研修団」が本学に来訪

——秋葉原でのフィールドワークなどを通じ明大生と交流

日韓の学生が両国友好の架け橋に 秋葉原でのフィールドワーク

公益財団法人日韓文化交流基金が主催する10日間の日本体験プログラムに参加した「韓国大学生訪日研修団」が10月2日、プログラムの一環で明治大学に来訪。キャンパスツアーや秋葉原でのフィールドワークなどを通じて、本学の学生たちと交流を深めた。

この日、本学を訪れたのは、李東鎬団長(イ・ドンホ、國立國際教育院企画管理部長)らが率いる韓国の大学生28人。研修団は駿河台キャンパスに到着すると、グローバルフロント17階ラウンジで勝悦子副学長(国際交流担当)ら本学関係者や明大生と対面した。

勝副学長、李団長のあいさつや記念品の交換に続き、明大生が学業や部活・サークル、アルバイト、休日の過ごし方など学生生活について、スライドを交えプレゼンテーション。その後のキャンパスツアーでは、韓国の大学生と明大生が6つの混合グループに分かれ、博物館などの施設を見て回った。

リバティタワー17階学食での昼食後には、秋葉原でフィールドワークを実施。一行は、国際日本学部の森川嘉一郎准教授より秋葉原の街の歴史や文化について説明を受けながら、「秋葉原ラジオ会館」を見学し、“クールジャパン”カルチャーを体感した。

日本のアニメや漫画のファンだという韓国の男子学生は「日本の大学生とアニメなどの話題を通じて親睦を深めることができて、とても楽しかった」と流ちょうな日本語で話し、駿河台キャンパスから同行した高野恵理子さん(商4)は「お互いの国の言語を学び、文化に触れることでコミュニケーションが生まれ、日韓の理解が深まるのは素晴らしいことだと思う」と声を弾ませた。

最後に、中野キャンパスに場所を移しての学生交流会やグループディスカッションなどが行われ、日韓の学生の絆がさらに強まった。

研修団は9月30日から10月9日まで日本に滞在。この間、全国各地を回りホームステイも体験するなど、日本の多様な文化に触れた。