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グローバル・ビジネス研究科 開設10周年記念シンポジウムを開催

活発な意見が交わされたシンポの様子

専門職大学院グローバル・ビジネス研究科(MBS)は11月3日、開設10周年記念シンポジウムを駿河台キャンパス・リバティホールで開催した。

冒頭のあいさつで、青井倫一研究科長は「今後、MBSはファミリービジネス(中小企業経営)やスタートアップビジネス(起業)をキーワードとした新たなカリキュラムを構築し、国際レベルのビジネススクールに成長していく。このシンポジウムが、その第一歩となる」と、力強く今後の抱負を語った。

第1部では、「MBA10年間の回顧と展望~MBSは生き残れるか~」をテーマにパネルディスカッションを実施。各代の修了生パネリストから、熾烈化するビジネススクールの学生獲得競争の中でMBSに期待することについて、MBAホルダーならではの視点から多様な意見が出され、次の10年への足がかりとなった。

第2部は「ファミリービジネスとアセアン」がテーマのパネルディスカッションで、アジアでのビジネス経験がある修了生や外部有識者が参加。パネラー本人の実体験も交えながら、アジアにおける日本企業のビジネス傾向や課題を探り、ビジネスチャンスを見つけ出すための活発な議論を交わした。

節目の年にふさわしく、会場には多くの修了生や受験予定者が来場。修了生が在学中に培った知識をビジネスシーンでいかんなく発揮していることなど、MBSの魅力が来場者に伝わるとともに、ビジネススクールの今後の役割がますます期待されるシンポとなった。