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商学部「留学・異文化・国際化?! 留学経験者座談会」を開催

商学部の留学経験者と外国人留学生が活発に意見を交わした

商学部は10月21日、国際交流フォーラム「留学・異文化・国際化?! 留学経験者座談会」を和泉キャンパス・図書館ホールで行った。このフォーラムは、海外に目を向け、広い視野で日本を見られる人材の育成を目的に毎年行われており、今回が11回目。

学部創設110周年記念の特別企画とされた今回は、商学部独自の留学プログラムを利用して短期留学した明大生と、現在、明治大学に留学している海外からの留学生が登壇し、「国際化とは何か」「国際化に必要とされるもの」をテーマに座談会を行った。会場には留学を検討中の商学部生をはじめ、国際交流に関心を寄せる約100人が来場し、留学経験者たちが語る体験談や考えに耳を傾けた。

座談会では、国際化に必要なこととして、「最低限の語学力や他国への興味」、「他国と自国の違いをしっかり認識して、関係を構築すること」、「自国の文化をよく知り、海外の人に説明できるようにすること」などの意見が次々と挙がった。

「英語以外の言語は必要か」という議論では、ドイツに留学した学生の「その国の文化を知るためにはその国の言葉も学ぶべきだ」という意見に、中国からの留学生が「中国では、外国語の習得に時間を取られて専門分野の勉強ができない学生が増えている。努力には限界があるし、大学時代には他に学ぶべきこともある」と応じるなど、来場者にとっては留学経験者たちから直接、留学や国際化についての多様な考え方が聞ける貴重な機会となった。