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連合父母会 設立40周年記念式典・祝賀会を挙行

連合父母会が寄贈した緞帳(どんちょう)「マルコポーロ東方見聞行」をバックに行われた記念式典

連合父母会は11月16日、設立40周年記念式典・祝賀会を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで挙行。全国57地区父母会の役員らが一堂に会し、これまでの歩みを顧みながら、次の50周年に向けて思いを新たにした。

連合父母会は1974年、全国19地区の父兄会で構成される「連合父兄会」として設立され、20周年を迎えた1994年に「連合父母会」と改称。設立後は父兄懇談会(現:父母懇談会)を全国で毎年開催しているほか、さまざまな寄付・寄贈を大学に行うなど、本学の教育・研究活動を父母の絆で支援してきた。

アカデミーホールでの記念式典は2部構成で行われ、第1部では冒頭に髙橋悟連合父母会長が式辞。奨学金の拡充、「父母交流会」の開催(2005年~)、「連合父母会文学賞」の創設(2009年)など、設立からの活動の数々を紹介した上で、「子供が明治の学生であるという共通点から、素晴らしい父母の仲間と交流することができた。次の50周年に向け、今後も明治の発展と向上に寄与していきたい」と述べると、大きな拍手が沸き起こった。

続いて、福宮賢一学長(父母会名誉会長)、日髙憲三理事長、向殿政男校友会長がそれぞれ祝辞。福宮学長は「現在の本学の各方面からの評価は、父母会からの支援があってこそ」と日頃の活動への謝意を表し、日髙理事長は「皆様からお預かりした学生を、世界で活躍する人材に育てたい」などと語った。  第2部では、納谷美学事顧問が「父母会とともに ~明治大学の躍進に多大な貢献~」と題して記念講演。自身と父母会とのかかわり、父母や学生の目線に立った大学改革などについてユーモアを交えながら語り、会場を盛り上げた。

「ビクトリーフロア暁の鐘」に場所を移しての祝賀会では、髙橋会長の開会あいさつに続き、髙橋会長、福宮学長、日髙理事長らが鏡割りを行い、片桐通夫連合父母会顧問の発声で乾杯。会場を埋めた父母や大学関係者らが40周年を盛大に祝した。最後に、丹澤正彦連合父母会顧問が閉会あいさつを行い、記念式典・祝賀会は盛会のなか幕を閉じた。