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競走部 全日本大学駅伝で過去最高の2位 横手選手が初代MVPに輝く

アンカー・大六野が青学大を振り切り2位でゴール

第46回全日本大学駅伝対校選手権大会が11月2日、愛知県名古屋市~三重県伊勢市(8区間106.8キロメートル)のコースで行われ、体育会競走部は過去最高順位となる総合2位(5時間17分23秒)でゴール。3年連続で来年の同大会へのシード権を獲得した。優勝は駒澤大学(5時間14分36秒)。

3年続けて1区に起用された文元慧選手(政経4)は、中盤から遅れ区間17位。しかし続く2区・木村慎選手(商3)が意地を見せ8位に、3区・有村優樹選手(商4)は区間賞の快走で6位に、4区・松井智靖選手(経営4)も5位まで順位を押し上げた。

その流れに乗って5区に飛び出した横手健選手(政経3)は、最後までペースを緩めない素晴らしい走りを見せ、従来の区間記録を25秒も上回る区間新記録を樹立。2位で襷(たすき)をつないだ。

続く6区・山田速人選手(商4)が4位まで順位を落としたものの、7区・山田稜選手(理工2)が前の選手との差を縮めて、8区のアンカー・大六野秀畝選手(政経4)にリレー。

大六野選手は15キロ付近で東洋大を抜いて3位に。16キロ付近で青学大に追いつくと、粘る相手に終盤で競り勝ち、過去最高の2位でゴールテープを切った。

なお、最も素晴らしい走りを見せた選手を表彰する「MVP賞」が今大会から創設され、5区で区間新記録に輝いた横手選手が初代MVPに選ばれた。