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校友会「明治大学発祥の地・記念碑祭」を開催

校歌斉唱に続き、エールの大団円「フレー!フレー!メイジ!」 軽妙なジョークも交えて講演した吉田教授

校友会東京都南部支部は1月10日、明治大学発祥の地である東京都千代田区有楽町にて「明治大学発祥の地・記念碑祭」を開催。日髙憲三理事長、福宮賢一学長をはじめ、大学役員や校友ら約100人が出席し、明大134年の歩みを振り返るとともに、未来への飛躍に向け思いを新たにした。

今回は、国際日本学部の吉田悦志教授が「明治大学の中の日本海文化—岸本辰雄・宮城浩蔵・矢代操と子母沢寛—」をテーマに講演。本学創立者3人の出身藩(鳥取藩、天童藩、鯖江藩)がいずれも日本海に面していることや、『勝海舟』などの著書で知られる本学出身の作家・子母沢寛も北海道の日本海沿いの漁村出身であることを挙げながら、「『孤』を抱えつつ、自立した『個』を有する日本海地域の精神伝統が、明治大学の伝統としても息づいている」などと持論を展開し、会場を盛り上げた。

続いての懇親会では、来賓を代表して日髙理事長、福宮学長、千代田区の石川雅己区長が順にあいさつに立ち、向殿政男校友会長が乾杯の音頭を取った。その後、和やかな雰囲気の中で歓談や関係者あいさつが行われ、最後は全員でスクラムを組んで高らかに校歌を斉唱。本学のさらなる発展を祈念し、閉会となった。

明治大学発祥の地・記念碑



1995年11月2日、明治大学の建学の精神「権利自由」「独立自治」を顕彰し、教育の近代化の道標を明らかにしようと、大学発祥の地である東京都千代田区有楽町(数寄屋橋交差点近く、ニュートーキョービル前)に設置された。千代田区観光協会のホームページ(http://www.kanko-chiyoda.jp/)でも、観光名所として紹介されている。

【所在地】東京都千代田区有楽町2-2
【アクセス】有楽町駅より徒歩3分、銀座駅より徒歩1分(いずれも最寄出口より)