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「TOKYO GREEN 2020」推進会議 キックオフ・フォーラム

東京を緑豊かで持続可能な環境都市に

緑地保全の重要性を語る輿水教授

2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機に、東京を緑豊かで多様性のある持続可能な環境都市にすることを目的とした「TOKYO GREEN 2020」推進会議のキックオフ・フォーラムが昨年11月25日、駿河台キャンパス・リバティホールで開催された。

主催する「TOKYO GREEN 2020」推進会議の会長で、公益財団法人都市緑化機構理事長を務める輿水肇教授(農学部)が基調講演に登壇し、「オリンピック・パラリンピック開催都市に期待される緑化」をテーマに、民有地緑化の動向や、五輪会場と都市緑化プランなどについて説明。主要会場をレガシー(遺産)として将来に継承するとともに、この機会に緑豊かな東京を世界へ発信することの重要性を訴えた。

さらに輿水教授は「2020年には2000万人に達するともいわれる外国人観光客を花と緑で出迎え、日本のおもてなしの心を表そう」と呼びかけ、会場に集まった関係団体や研究者らに理解を求めた。

続くフォーラムでは、「防災・減災」「環境・景観」「歴史・文化」「健康・福祉」など、さまざまな知見から専門家によるプレゼンテーションが行われ、最後は2020年に向けた行動宣言とコア・プロジェクトを発表し、閉幕した。