表彰式では、金子邦彦図書館長(情報コミュニケーション学部教授)らから、受賞者一人ひとりに賞状と副賞が授与された。続いて金子館長が講評を行い、「読書の前後で変化が感じられるような作品もあった。回を重ねるごとに作品の水準が高まっている」と評しつつも、「一部、文章が長すぎるもの、形容の仕方が単純なものも見られた。今後もより一層深く考え、書く力を強め、自分の強みとしてほしい」と話し、受賞者のさらなる活躍に期待を込めた。
受賞者を代表して謝辞に立った齊藤さんは「1年目でこのような名誉ある賞をいただくことができて大変嬉しい。図書館と本にはたくさんの出会いがあふれている。これからも貪欲に本との出会いを求め、書く力を磨いていきたい」と、喜びとともに今後の抱負を語っていた。
受賞者を代表して謝辞に立った齊藤さんは「1年目でこのような名誉ある賞をいただくことができて大変嬉しい。図書館と本にはたくさんの出会いがあふれている。これからも貪欲に本との出会いを求め、書く力を磨いていきたい」と、喜びとともに今後の抱負を語っていた。
第5回 明治大学図書館書評コンテスト | |||
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最優秀賞 | 齊藤 未来(文1) | 『永遠の出口』 森絵都 著 | |
優秀賞 | 三浦 直人(文4) | 『卒業式の歴史学』 有本真紀 著 | |
高柳 衣梨(情コミ4) | 『昔話の深層:ユング心理学とグリム童話』 河合隼雄 著 | ||
特別賞 | 紀伊國屋書店賞 | 池本 卓麻(商3) | 『帝都東京・隠された地下網の秘密』 秋庭俊 著 |
三省堂書店賞 | 宮政 博人(経営4) | 『幕末史』 半藤一利 著 | |
肥留川幹弘(商4) | 『人間・この劇的なるもの』 福田恆存 著 | ||
丸善株式会社賞 | 石居 憲祐(商研博士前期2) | 『英国一家、日本を食べる』 マイケル・ブース 著 | |
佳作 | 宮木 秀明(経営4) | 『大学教育について』 J.S.ミル 著 | |
大野 茉鈴(法2) | 『神様』 川上弘美 著 | ||
藤丸 真穂(商4) | 『ハンナ・アーレント「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』 矢野久美子 著 | ||
東出 駿(法2) | 『「すみません」の国』 榎本博明 著 | ||
宮沢 智紀(情コミ3) | 『シラノ・ド・ベルジュラック』 ロスタン 著 |