Go Forward

2014年度卒業式を挙行

7502人がそれぞれの道へ































明治大学は3月26日、2014年度卒業式を日本武道館(東京都千代田区)にて挙行。門出を祝う春の陽光が降り注ぐ中、卒業生7502人(学部6616人、大学院886人)が慣れ親しんだ学び舎を去り、それぞれの道へ新たな一歩を踏み出した。【関連記事4~9面

式典は学部・大学院別に午前、午後の2部制で執り行われ、いずれも学位記授与に続いて、福宮賢一学長、日髙憲三理事長、向殿政男校友会長からそれぞれ、卒業生へはなむけの言葉が贈られた。

各学部・大学院の総代および代表に学位記を手渡した後、告辞に立った福宮学長は「多面的な学修を通じて獲得した未来開拓力を存分に発揮し、混迷の時代をしなやかにたくましく生き抜いてほしい」と激励。

さらに、2011年度入学の卒業生が東日本大震災の影響で入学式を経験できなかったことにも触れ、「未曾有の災害にも負けず、学業によく精励し、全課程を見事に修了した努力を心からの敬意をもってたたえたい」とねぎらった。

続いての祝辞では、日髙理事長が「明日から進む道は一人ひとり異なるが、これからも自己研鑽に励み、社会のため、他人のためにたくさんの汗をかいてほしい」、向殿校友会長が「社会に出ると多くの困難が待ち受けているが、明治大学の『前へ』の精神で、どんなときでも立ち向かってほしい」と、それぞれ卒業生の前途を祝した。

卒業生を代表しての答辞には、午前の部は法学部総代の佐藤史奈子さんが、午後の部は経営学部総代の宮腰裕也さんが登壇。「サークルでは、書道で友人たちと腕を磨き合い、全員で書道展を成功させる貴重な経験を得ることができた」(佐藤さん)、「ゼミで会計を学ぼうという同じ志の下に集まった仲間と議論を交わし、知識を深め合った日々はかけがえのない財産」(宮腰さん)と各々、学生時代の思い出や恩師・友人への感謝の言葉を語るとともに、今後の活躍を誓った。

その後の学生表彰では、連合父母会教育振興賞、校友会表彰、スポーツ表彰の各代表者に表彰状を授与。文学部・齋藤孝教授による「合言葉は、『明治ですから!』」と題した卒業記念講演、著名校友から卒業生への応援メッセージの披露と式典は続き、最後は全員で校歌を斉唱。卒業生たちは多くの思い出を胸に、『前へ』そして『世界へ』と歩き始めた。


2014年度 卒業生数

学部
法学部 856 (213)
商学部 997 (294)
政治経済学部 1086 (259)
文学部 774 (385)
理工学部 930 (143)
農学部 543 (223)
経営学部 650 (191)
情報コミュニケーション学部 430 (191)
国際日本学部 350 (223)
6616 (2122)
大学院
(博士前期・博士後期)
前期 後期
法学研究科 26 (9) (0)
商学研究科 25 (12) (0)
政治経済学研究科 33 (12) (1)
経営学研究科 26 (11) (1)
文学研究科 46 (26) (1)
理工学研究科 349 (32) 11 (2)
農学研究科 78 (29) (0)
情報コミュニケーション研究科 12 (5) (0)
教養デザイン研究科 10 (5) (0)
先端数理科学研究科 (1) (0)
国際日本学研究科 14 (9) (0)
628 (151) 39 (5)
法科大学院
法務研究科 91 (31)
専門職大学院
ガバナンス 27 (6)
グローバル・ビジネス 75 (20)
会計 26 (7)
128 (33)
総計 7502 (2342)