Go Forward

楽観主義で、自己への挑戦を!

連合父母会長 髙橋 悟
東日本大震災から4年。被災地は、未だ復興の途上にあります。被災された方々に心より哀悼の意を捧げます。連合父母会は、大学と歩調を合わせて引き続き被災者への支援に努めていきたいと考えています。

改めまして、ご卒業おめでとうございます。卒業を迎える皆様が、晴れて明治大学での全課程を修了すると同時に、新たな活躍の場への旅立ちを迎えられますこと、心よりお祝いを申し上げます。そして、母校に数々の感動的なドラマを残してくれたことに感謝いたします。

福宮学長をはじめ諸先生方には、「強い個」「前へ」「世界へ」とご指導いただき、日髙理事長をはじめ大学役員ならびに職員の皆様には、東日本大震災後の対応や大学生活をより良好に過ごせるようご尽力をいただき、この大震災で入学式の式典を迎えることのできなかった子女とご父母へご配慮いただきましたことを深く御礼申し上げます。

そして、ご父母の皆様のご子女に対する慈しみや保護者としての心づかいに敬意を表すとともに、心から感謝を申し上げます。

さて、日本の社会は今、少子高齢化を課題として抱え、企業は国際化に向けた変革を求められているため、これまでに経験のない様々な試練や苦境が待ち受けていることと思います。

しかし、自らの試練に正面から取り組み、苦境を乗り越えていく姿は尊いものであります。困難に凛々しく立ち向かい、敢然と乗り越えていくことにより、個性や魅力が磨かれ、人間力が高まって、人格の輝きが増していきます。夢を掲げ、目標と計画を立て、あとは母校で培った明治の底力で諦めずに前へと行動すれば、必ず道は拓けると確信しております。

最後に、これからも連合父母会は卒業生である校友とご父母の皆様、そして“第二の母校”明治大学を応援し続けて参ります。