4万人目の来館者となった中学生へ記念品を手渡す山田朗館長
同資料館の来館者が3月18日、4万人に達した。4万人目となったのは、生田キャンパスに隣接する川崎市立桝形中学校の2年生。総合的な学習の時間の中で「戦争と平和」について調べる活動を通じて、かつて存在した陸軍登戸研究所(現生田キャンパス周辺一帯)の調査から、戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぼうと来館した。
資料館の常設展とともに、企画展「紙と戦争—登戸研究所と風船爆弾・偽札—」を見学した中学生たちは「和紙でこれだけ大きな気球(風船爆弾)を作っていたのは恐ろしい」と口々に語るなど、戦争を身近なものとして感じている様子だった。