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法学部などがサンパウロ大学法学部と部局間協定

間宮学部長が現地で記念講演

両法学部長が覚書に署名 サンパウロ大学法学部大聖堂で(左から二宮客員教授、トゥッチ法学部長、間宮法学部長) 記念講演を行う間宮法学部長(右)

法学部・大学院法学研究科・法科大学院はこのほど、ブラジル・サンパウロ大学法学部と、学生交流計画の実施に関する覚書を締結。間宮勇法学部長が現地で記念講演を行った。明治大学とサンパウロ大学は、2010年に大学間交流協定を締結している。

3月17日にサンパウロ大学法学部で行われた調印式には、間宮法学部長とサンパウロ大学のジョセ・ロジェリオ・クルーズ・エ・トゥッチ法学部長、本学法学部の二宮正人客員教授(サンパウロ大学法学部教授)が出席。

調印式後には、「WTO多角的交渉の停滞と地域貿易協定の拡大—グローバリゼーションの現状—」と題した間宮法学部長による記念講演が行われた。

サンパウロ大学の大学院生向けの講演だったが、現地日系企業の駐在員である校友が多数を占める「明治大学ブラジル紫紺会」のメンバーも聴講。日々新たに制定されるさまざまな規制にさらされるブラジルでの企業活動に直結する内容で、予定時間の2時間を過ぎても質疑応答が途切れなかった。

サンパウロ大学

1934年創設。サンパウロ市内および周辺地区に8つのキャンパスや関連研究所を有し、8万人以上の学生が学ぶ、ブラジル最大規模で南米屈指の名門大学。世界最大の日系社会を有するサンパウロに所在するため、日系人の教職員や学生の割合が比較的高いのも特徴。