この日の贈呈式では、畠中氏が見守る中、福宮賢一学長から奨学生一人ひとりに目録が手渡された。ウィンブルドンやアジア大会など世界を舞台に活躍した畠中氏は「校友は皆さんの活躍を期待している。東京五輪を目指し、妥協なく、高く目標を持って、1年1年、勉学と練習に励んでほしい」と激励した。
続いてあいさつに立った福宮学長は、畠中氏に対して謝辞を述べるとともに、「このご厚志は、さらに上を目指せという激励。さらに精進して、世界の壁を突き破ってほしい」と期待を込めた。
明大トップアスリートたちは、謝辞とともに、韓国・光州で開催されるユニバーシアード(7月3日~14日)や2016年のリオデジャネイロ五輪、さらには2020年東京五輪への抱負などをそれぞれ述べ、世界を舞台に活躍することを誓った。
続いてあいさつに立った福宮学長は、畠中氏に対して謝辞を述べるとともに、「このご厚志は、さらに上を目指せという激励。さらに精進して、世界の壁を突き破ってほしい」と期待を込めた。
明大トップアスリートたちは、謝辞とともに、韓国・光州で開催されるユニバーシアード(7月3日~14日)や2016年のリオデジャネイロ五輪、さらには2020年東京五輪への抱負などをそれぞれ述べ、世界を舞台に活躍することを誓った。
2015年度 畠中君代トップアスリート支援基金 奨学生一覧
所属 | 氏名 | 学部・学年 | 競技成績 |
---|---|---|---|
端艇部 | 冨田 千愛 | 政経4 | 第41回全日本大学選手権大会女子シングルスカル優勝 |
2015年度日本代表候補 | |||
水泳部 | 小日向一輝 | 商3 | 第17回アジア大会男子200m平泳ぎ2位 |
第12回パンパシフィック大会男子200m平泳ぎ3位 | |||
平井 健太 | 商3 | 第17回アジア大会男子200mバタフライ2位 | |
第12回パンパシフィック大会男子100mバタフライ7位 | |||
卓球部 | 丹羽 孝希 | 政経3 | 第30回オリンピック競技大会団体ベスト8 |
平成26年度全日本卓球選手権大会シングルス3位 | |||
2015年世界卓球選手権蘇州大会ダブルス3位 | |||
森薗 政崇 | 政経2 | 平成26年度全日本卓球選手権大会ダブルス優勝 | |
2015年世界卓球選手権蘇州大会ダブルスベスト8 | |||
フェンシング部 | 古俣 潮里 | 政経2 | 2014年世界選手権ロシア大会女子エペ94位 |
世界ジュニア・カデ選手権大会女子エペ個人41位 | |||
ホッケー部 | 谷光 未有 | 法2 | 平成26年度日本オリンピック強化指定選手認定 |
男子日本代表ニュージーランド遠征 |
「世界に通用する選手を育てたい」
元プロテニスプレーヤー 株式会社ビッグKテニス代表取締役
畠中 君代さん
学生時代は軟式と硬式の両種目でインカレ制覇の快挙。卒業後も大学でアルバイトをしながらテニスを続け、全日本テニス選手権でシングルス1回、ダブルス6回の優勝を果たす。1979年のアジア大会では日本の団体金メダルに貢献し、「ウィンブルドン」をはじめとする世界4大トーナメントへも出場した。
引退後は「世界に通用する選手を育てたい」と、後進の育成に尽力し、多数のテニスプレーヤーを輩出。その指導を受けたいと全国から集まるジュニア選手に対しては、技術のみならず「あいさつをしっかりする」「親に感謝の気持ちを持つ」といったメンタル面も厳しく指導する。「結局こういったことが一番大事で、教え子たちには『ただうまい選手になるのではなく、いい選手になりなさい』と言ってきました」。
「いまの自分があるのは明治大学のおかげ」と、校友会の活動にも尽力するとともに、テニスのみならず明治のスポーツ全体が強くなってほしいとの強い思いを持つ。その思いのこもった大学への寄付が「畠中君代トップアスリート支援基金」の創設に至った。5年後の東京五輪、後輩たちの活躍が今から待ち遠しい。
※畠中さんのインタビュー詳細は、広報誌「明治」第66号(2015年4月発行)に掲載
畠中 君代さん
学生時代は軟式と硬式の両種目でインカレ制覇の快挙。卒業後も大学でアルバイトをしながらテニスを続け、全日本テニス選手権でシングルス1回、ダブルス6回の優勝を果たす。1979年のアジア大会では日本の団体金メダルに貢献し、「ウィンブルドン」をはじめとする世界4大トーナメントへも出場した。
引退後は「世界に通用する選手を育てたい」と、後進の育成に尽力し、多数のテニスプレーヤーを輩出。その指導を受けたいと全国から集まるジュニア選手に対しては、技術のみならず「あいさつをしっかりする」「親に感謝の気持ちを持つ」といったメンタル面も厳しく指導する。「結局こういったことが一番大事で、教え子たちには『ただうまい選手になるのではなく、いい選手になりなさい』と言ってきました」。
「いまの自分があるのは明治大学のおかげ」と、校友会の活動にも尽力するとともに、テニスのみならず明治のスポーツ全体が強くなってほしいとの強い思いを持つ。その思いのこもった大学への寄付が「畠中君代トップアスリート支援基金」の創設に至った。5年後の東京五輪、後輩たちの活躍が今から待ち遠しい。
※畠中さんのインタビュー詳細は、広報誌「明治」第66号(2015年4月発行)に掲載