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明大校友・佐々木則夫監督率いる「なでしこジャパン」が2015W杯で準優勝

記者会見に臨む佐々木監督(7月7日、千葉県成田市)

明治大学校友(1981年文学部卒)で、体育会サッカー部OBの佐々木則夫監督率いる「なでしこジャパン」が、FIFA女子サッカーワールドカップ2015カナダ大会で準優勝した。史上2チーム目の大会連覇こそならなかったが、優勝した2011年の前回ドイツ大会、銀メダルを獲得した2012年のロンドン五輪に続き、世界大会で3大会連続決勝進出の快挙を果たした。

カナダから帰国した7月7日、千葉県成田市内で、主将の宮間あや選手らとともに記者会見に臨んだ佐々木監督は「各国のレベルが高くなった中で勝つことは容易ではなかったが、選手たちは粘り強く戦い決勝まで進んだ。素晴らしい選手たちだったと誇りに思う」と今大会を振り返った。

決勝では、前回大会、ロンドン五輪と同じく、因縁の相手・アメリカと対戦。2-5で敗れはしたが、0-4のビハインドから大儀見優季選手のゴールなどで2点を返す粘りと意地も見せた。

佐々木監督は「最後の笛は、なでしこジャパンの次へのスタート。次に世界を目指すにはプラスアルファが必要で、しっかり検証して積み上げていく必要がある」と語り、来年のリオデジャネイロ五輪での女王返り咲きに向け、さらなるレベルアップを誓った。