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仙台第一高校の生徒が「植物工場」を見学

野菜を試食する仙台一高の生徒たち

宮城県仙台第一高等学校の生徒3人が7月9日、生田キャンパスに来訪。「植物工場基盤技術研究センター」やキャンパス内の施設を見学し、同センター長の池田敬農学部准教授から講義を受けた。文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている同校では、その活動の一環として「校外研修」を行っており、生徒が研究の現場に直に触れることで、各自の興味・関心のあるテーマについて知識を深めている。

高校生たちはまずセンター内を見学し、実際に栽培されている野菜の試食を行った。その後、池田准教授が「農業に対するイメージを変えていこう」をテーマに講義を行い、植物工場の導入理由や植物工場の利点、問題点などについて高校生向けに事例を交えながら解説。池田准教授は、農商工が連携し食料を安定的に供給することや、農業を産業化させることの必要性についても言及した。

講義を受けた高校生たちからは「植物工場で光の色を変えるには?」「レタスを育てるのに適した光の色は?」「植物工場で育てやすい野菜は?」と次々に質問が挙がるなど、植物工場への関心の高さがうかがえた。