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教育開発・支援センター  新任教員向け研修会を開催

大学入試や就職支援状況を説明、第2部は人権講演会

メモを取りながら熱心に話を聞く新任教員

今年度新たに採用された教員を対象とした「新任教員研修会」が7月18日、駿河台キャンパス・リバティタワーで開催された。

この研修会は、当該年度に任用された専任教員と特任教員を対象に教育開発・支援センターが毎年開催しているもので、本学の沿革や教育理念、教育の心構えなどについての理解を促し、教員自身の自己啓発意識を高めることが目的。今年度第2回目の研修会となった。

研修の冒頭、あいさつに立った福宮賢一学長は、高校生を対象としたリクルート進学総研の「進学ブランド力調査2015」に触れ、「本学は7年連続で関東エリアの高校生の『志願したい大学』1位になった。これは、本学が地道な努力を積み重ねてきた結果。また現在、国際通用性や教育力をより高める『総合的教育改革』を進めており、皆さんの協力をお願いしたい」と呼びかけた。

続いて、教育開発・支援センター長で副学長(教務担当)の竹本田持農学部教授が本学の入試の種類、卒業生の進路等の概略について説明。その後、山田朗文学部教授(副教務部長)が「明治大学の入試概要」、鳥居高商学部教授(同)が「広報・オープンキャンパス、志願・入学する学生の特徴等」、矢ケ﨑淳子法学部教授(同)が「明治大学の就職キャリア教育」について詳細に説明した。

休憩を挟み午後からは、人権教育・啓発専門委員会との共催で「人権講演会」が開かれ、臨床心理士でもある伊藤直樹文学部教授が「心の病を抱えた学生の理解と対応」をテーマに講演。続いて、ハラスメント対策コンサルタントの樋口ユミ氏を招いてのキャンパス・ハラスメント講座があり、新任教員らはワークシートを使いながらケース・スタディや自己診断などを行い、キャンパス内で起こりうるハラスメントへの理解を深めた。