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理工学部 「夏休み科学教室」に330人が参加

うまくつくれるかな? ワクワクドキドキの実験

理工学部は8月5日、地域社会との交流などを目的とした毎年恒例の「夏休み科学教室」を生田キャンパスの各校舎で開催。事前に申し込みのあった小中高生約330人が参加し、実験・実習・工作を通じて自然科学の不思議さや、モノづくりの面白さを体験した。

今回は「太陽電池で動くラジオ!」「化学の花園~色鮮やかなケミカルガーデンをつくりましょう~」「数理パズルを解くコンピュータプログラムをつくろう」など、学年に応じた15のプログラムを用意。理工学部8学科の担当教員と学生らが、各教室で小中高生の指導にあたった。

「トコトコウォーカーをつくって競争しよう」の教室では、子供たちは目玉クリップや粘土などを用いて、体を左右に倒しながら斜面をユーモラスに下る「受動歩行機(パッシブ・ウォーカー)」を工作。微妙な調整を加えながら、どの作品がより確実に早く歩けるかを競い合った。

「低温の世界~液体窒素で低温の世界を体験しよう~」の教室では、白衣に身を包んだ子供たちが、-196℃の液体窒素を使って「バナナで釘が打てるか?」「アイスクリームとシャーベットを作ろう!」など、さまざまな実験や実習にチャレンジ。超氷点下の世界に触れた。

どの教室でも、子供たちが夢中になって作業に没頭したり、工作や実験を成功させて「できた!」と歓声を上げたりする様子が見られ、理工学部の高度な研究の一端に触れる有意義な一日となったようだった。