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政治経済学部 豪コアラファウンデーションと協定を締結

協定書にサインした鈴木学部長とタバートCEO

政治経済学部は7月23日、世界最大のコアラ保護団体である「オーストラリアコアラファウンデーション」(AKF、本部:豪ブリスベン)と、インターンシッププログラム実施に関する協力協定を締結した。

同日、駿河台キャンパス・矢代操ホールで執り行われた署名式には、政治経済学部の鈴木利大学部長と国際交流委員長の武田巧教授、AKFのデボラ・タバートCEO(最高経営責任者)が出席。和やかな雰囲気の中、双方が協定書にサインをした。

近年、森林伐採など環境破壊により生息地を奪われているコアラ。1986年に設立されたAKFは、豪国内に生息する野生のコアラを長期的かつ効率的に保護するための活動を進める非営利団体である。

今回締結されたプログラムは、野生のコアラが直面する危機的状況とその解決策、またコアラという豪国のアイコンが本来持つ経済的価値について、学生自らがリサーチし、その中身を発信することを期待している。政治経済学部の学生は、豪・クイーンズランド工科大学への協定校留学中に、最大13週間のAKFのインターンシップに参加することができる。

タバートCEOは「若者がこの問題にコミットすることは、コアラの保護はもちろん、世界の環境保護につながる」と喜びとともに、今後への期待を述べた。