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情報コミュニケーション学部 ベトナム短期学生交流プログラム2015

ベトナム人留学生と「留学生サポーター」たち

情報コミュニケーション学部は7月6日~20日、本学協定校のベトナム国家大学ハノイ外国語大学東洋言語文化学部日本語学科から、4人の短期留学生を受け入れ、日本語の講義や施設見学、学生間交流などを行った。このプログラムは、父母会と校友会より助成を受けて実施しているもの。

留学生たちは、情コミ学部の授業を受講したほか、留学生の日常生活をバックアップする「留学生サポーター」の学部生6人とともに、山中セミナーハウスでの合宿や、国会議事堂の見学などに参加。実践的な経験から日本文化を学ぶとともに、日本語能力の向上を目指した。

7月17日に行われた修了式では、石川幹人学部長から留学生一人ひとりに修了書が授与され、留学生たちは、来日して気付いた日本とベトナムの違いや、日本に来て驚いたことなどを日本語でスピーチ。約2週間にわたる日本語学習の成果を披露した。

その後、留学生サポーターからもあいさつがあり、杉山綾さん(情コミ3)は「留学生から日本の歴史や言葉の語源などを聞かれたとき、うまく答えられなかった場面が多々あった」と明かし、異文化交流を深めることで、日本文化への理解につながったと語った。留学生サポーターたちは、9月に行われるベトナムへの派遣プログラムに参加。同国の文化や社会情勢について学ぶ。

情コミ学部では6月にも、本学協定校のシーナカリンウィロート大学人文学部(タイ)、ラオス国立大学文学部から、日本語を専攻している短期留学生8人の受け入れを実施。今後も、日本とASEANとの架け橋となる人材の育成を目指す。