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明大から53人が合格 法科大学院別では全国8位

法務省は9月8日、法科大学院修了者などを対象とした2015年司法試験の最終合格者を発表した。明治大学法科大学院からは363人が受験し、53人が合格(前年比10人減)。合格率は14.6%(前年比2.7ポイント減)だった。法科大学院別合格者数の上位10校は別表の通りで、本学は全国8位と昨年より順位を1つ下げた。

全体の合格者数は、1850人(前年比40人増)。合格率は、過去最低だった前年を若干上回る23.1%(前年比0.5ポイント増)だったが、2年連続で2000人を下回るなど依然として低調。合格者の平均年齢は29.1歳(最高年齢68歳、最低年齢21歳)で、男女別では男性1451人、女性399人だった。

法科大学院を修了していなくても受験資格を得られる「予備試験」を経た合格者は186人、合格率は61.8%で、いずれの法科大学院よりも高水準となった。

2015年司法試験

法科大学院別合格者数 上位10校

順位 法科大学院名 受験者数 合格者数
1(2) 中央大 475(140) 170(26)
2(4) 慶應義塾大 347(134) 158(30)
3(3) 東京大 305(143) 149(45)
4(1) 早稲田大 471(230) 145(48)
5(5) 京都大 240(81) 128(17)
6(6) 一橋大 142(50) 79(21)
7(9) 神戸大 149(46) 72(17)
8(7) 明治大 363(187) 53(21)
9(8) 大阪大 165(76) 48(19)
10(11) 北海道大 147(50) 42(6)
※丸数字は昨年順位、カッコ内は法学未修コースの修了者数(内数)