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就職活動で大切な3つのこと

明大祭実行委員会の仲間と(前列右が本人)

法学部4年 伴 勇人(内定先:株式会社みずほフィナンシャルグループ)

「より多くの人の夢ややりたいことの実現を支える仕事をしたい」。私は、大学生活で3年間続けた明大祭実行委員会の活動経験から「より多くの人を支え、自分の価値を最大限発揮できる仕事をしたい」と考え、就職活動を開始しました。特定の業界に絞るのではなく、幅広い業界を視野に入れ、企業説明会や社員交流会に足を運び、選考を受け、自分の「価値観」「将来像」と照らし合わせて進路を決定しました。
私の経験から、3つの大切なことを伝えたいと思います。少しでも皆さんのお力添えになれれば幸いです。

1つ目は「挑戦すること」です。就職活動では何かと理不尽に感じることも多くあるかと思います(いわゆる学歴フィルターなど)。しかし、挑戦しなければ何事も始まりません。そして、挑戦をして何も失うものはありません。自分には無理だからと思うのではなく、挑み続けることで納得できる就職活動ができると思います。

2つ目は「なぜを大切にすること」です。「なぜ選考に落ちたのか」「なぜ自分はその業界に行きたいのか」など、常に「なぜ」と自分に問いかけることが大切だと実感しました。自己分析と言われているものも、「なぜ」の繰り返しです。私は、「なぜ」を妥協することなく突き詰めることで、面接の場でも論理的に話を展開することができました。

3つ目は「友人を大切にすること」です。就職活動の時期は先行きの見えない不安に駆られることがあると思います。私は、友人と励まし合うことでその時期を乗り切ることができました。また、友人とお互いのなりたい自分を語り合うことで、将来像が見えてくることもあります。お互い負荷にならない程度に干渉することは大切だと感じました。

就職活動は名の知れた企業から内定をもらうことが目的ではありません。これを勘違いしないようにしてください。人には各々の「価値観」があり、その「価値観」が何かを選択する「軸」になります。そして、その「価値観」を見つけ、将来像を考えるのが「自己分析」であり、それらを達成できる企業を見つけることが「就職活動」であると考えます。今年度の就職活動は、政府の意向等により面接解禁日が前年度より4カ月遅れ、長丁場でした。それでも私は自分を見つめなおす期間として有意義に時間を使うことができ、楽しみながら過ごせたと思っています。

皆さんの就職活動が実りあるものになることを願っています。頑張ってください!!