Go Forward

就職活動は自己分析が8割

英語劇にてサークルの友人と(本人下段右)

理工学部4年 齋藤 一鳳(内定先:株式会社日立製作所)

「就職活動は自己分析が8割」。就職活動が始まる前の1月に先輩から聞いた言葉です。当時は「自己分析がそんなに重要なの?」という疑いがありましたが、就職活動を終えた今、もし僕が後輩にメッセージを残すとしたら全く同じ言葉を引用するかもしれません。

自己分析の必要性は巷の就活本で広く語られていますが、自己分析をするにあたって一番重要な事はなんでしょうか。僕はとにかく「人に見てもらう事」だと思います。自己分析を一人で作業すると、どうしても主観に偏ってしまい、アピールできる長所が隠れてしまう可能性があります。他者に見てもらうことで、自分では気が付かなかったポイントが浮かんでくるものです。

僕は2月の前半から就職キャリア支援センターに通って、職員の方に何度も何度も添削して頂きました。「齋藤さんはなぜこういう行動を取ったの?」「なぜこういう目標を立てたの?」と、さながら面接のように添削して頂いたことによって、より論理的に、なおかつ主観に偏らずに自己分析ができたと思います。

また、自己分析とは過去の自分を分析することだけではありません。「緊張したら顔を触る」「早くしゃべりすぎてしまう」といった自分の“癖”を把握し、改善することも自己分析の一つだと思います。「人は第一印象が大事」と言われますが、面接でも同じです。友人と何度も面接練習をし、お互い持った印象をアドバイスしあうことをお勧めします。

このように、就職活動を全てひっくるめると、やはり「自己分析が8割」でした。後輩の皆様には、サークル・アルバイト・ゼミでの活動を細かく振り返り、自分がどういう人間かを自分自身が一番理解して就職活動に臨んでもらいたいです。皆様の就職活動が実りあるものになりますように、心から願っています!