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第38回 木星会議2015 in 明治大学

天文部による研究発表

8月29日、30日の2日間、駿河台キャンパスにて「第38回 木星会議2015 in 明治大学」が開催された。木星会議とはアマチュアの惑星観測者が年に一度集い、木星を中心とした天体観測についての研究報告を行う場で、今回は明治大学天文部が主催した。

天文部では、惑星観測が未経験の人にも気軽に参加してもらおうと、1日目に木星のスケッチ観測体験を企画。これは実際の木星を録画した映像をプロジェクターで投影しながら参加者でスケッチを行うもので、好評を博した。

2日目には木星の近況報告と、研究発表が行われた。近況報告では、月惑星研究会(ALPO-Japan)の方から木星面の変化について発表をしていただき、研究発表では、天文部が行っているデジタルカメラを用いた惑星観測の紹介をはじめとした、7つの発表が行われた。今回はホームページやSNSでも呼びかけを行い、初心者からベテランまで全国から延べ77人に参加いただくなど、盛況となった。

木星会議2015実行委員長 天文部観測部長 龍華 良典(農3)