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フランス大使館の大学交流担当官が表敬訪問

本学を表敬したマリナス担当官(中央)

明治大学国際連携機構は9月18日、フランス大使館のダヴィッド=アントアヌ・マリナス大学交流担当官の表敬を受け、駿河台キャンパス・グローバルフロントで、今後の学生交流などについて意見交換を行った。明大からは、勝悦子副学長(国際交流担当)、矢ケ崎淳子副教務部長(法学部教授)、江藤英樹国際教育センター長(同准教授)が出席した。

フランス法学がルーツの明大は現在、フランスの大学24校と協定を締結。2014年度の日本人学生の派遣数は70人、フランスからの受け入れ留学生数は43人にのぼる。
法学や政治・経済、そして文化などを幅広く学ぶことができるフランスは、欧州の中でも留学先として人気が高い。一方、フランスの若者もアニメやマンガなど日本の現代文化に関心が高く、留学者数も近年増加。今後もさらなる相互交流が期待されている。

こうした現状を踏まえ、明大側は、フランス語はもちろん英語でも授業を受けることのできる短期留学プログラムをフランス側が実施することを提案。一方フラ ンス側は、政府と大学が主導で実施する給費型の奨学金プロジェクトや、フランス企業のインターンシップ制度などを紹介した。

マリナス担当官が「フランス政府も積極的に留学生を受け入れる体制を整えている。日本からの受け入れも活性化したい」と話すと、勝副学長も「給費型の奨学金など手厚いサポートは学生にとってもプラスになる」と応じ、今後、具体的な内容を調整していくこととなった。