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「キャンベラ協定」加盟審査チームが来訪

懇談後、和やかな雰囲気の中で

建築教育認定団体の国際的協定である「キャンベラ協定」の加盟審査チームが10月17日、駿河台キャンパスに来訪し、グローバルフロントで勝悦子副学長(国際交流担当)、荒川利治理工学部長、酒井孝司建築学科長らと懇談を行った。

本学への訪問は、大学院理工学研究科建築学専攻国際プロフェッショナルコース(I-AUD)と理工学部建築学科を対象とした「JABEE(一般社団法人日本技術者教育認定機構)」による認定審査を視察するため。JABEEは現在、キャンベラ協定への正式加盟を申請していることから、今回、キャンベラ協定の加盟審査チームが本学認定審査の視察に訪れたもの。

視察に先立ち行われた懇談では、キャンベラ協定加盟審査チームのカースティン・オア氏とスティーヴ・パーカー氏から、JABEE認定審査の視察に対する謝辞が述べられたほか、理工学研究科の規模や建築分野での取り組みなどについても触れられた。

JABEEの審査対象となる「I-AUD」は、2013年に中野キャンパスに新設された英語による修士課程で、理工学部建築学科からの接続による6年制の ユニークなプログラムが特徴。JABEEによる「UNESCO-UIA建築教育憲章」に則った教育プログラムの認定を取得することは、本学の教育プログラ ムの質の保証と国際通用性の確保、さらなる国際化を図る上で重要となる。


JABEE

1999年設立。大学等の高等教育機関で実施されている技術者育成の教育プログラムが、社会の要求水準を満たしているかを、国際的な認定基準に基づき認定している。