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瀬木教授「ニッポンの裁判」が第2回城山三郎賞を受賞



瀬木比呂志・法科大学院教授の著書「ニッポンの裁判」(講談社現代新書)がこのほど、第2回城山三郎賞(角川文化振興財団主催)を受賞した。瀬木教授は元裁判官で、最高裁判所調査官などを歴任。著書では日本の司法制度や裁判の実態に鋭く切り込んでいる。

城山三郎賞は、戦後経済小説の祖でありながら、ジャンルを超えて多くの名作を遺した城山氏が貫いた精神を受け継ぎ、小説、評論、ノンフィクションを問わず、いかなる境遇、状況にあっても個として懸命に生きる人物像を描いた作品、あるいはそのような人物が著者である作品を顕彰するため、2014年度に新たに創設された。