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就職キャリア支援センター「企業と大学との就職懇談会」

475社の採用担当者が出席、本学関係者と交流

「ERM」をテーマにした第一部の講演会 日髙理事長や福宮学長と企業担当者の名刺交換

明治大学就職キャリア支援センターは11月25日、大学役員・役職者と各学部・大学院の就職担当教員が企業の採用担当者と情報交換や交流を行う「企業と大学との就職懇談会」を駿河台キャンパス・アカデミーコモンにて開催。475社の担当者が出席した。

この懇談会は、本学の教育・研究内容や就職支援の取り組み、企業側の採用状況などについて意見や情報を交わすことで大学・企業間の連携を深め、明大生の就職と企業の採用活動に役立てようと毎年開催されているもの。

就職懇談会は第一部の講演会、第二部の懇談会の二部構成で行われ、第一部では冒頭に日髙憲三理事長があいさつ。グローバル化や研究の取り組みなど、本学の最近の動向に触れながら「本学は受験生の人気は高いが、卒業生が社会で活躍し、皆様に評価されることが、本当の意味での大学の評価となる」と語り、今後も全学を挙げて社会に貢献する人材を育成することを誓った。

続いて、総合数理学部現象数理学科長の松山直樹教授が「企業の戦略的リスク管理 ERMの現状と課題」をテーマに講演。ERM(全社的リスクマネジメント)について、図表やデータを用いながら数理的な視点で解説し、企業の採用担当者らは熱心に聴き入っている様子だった。

会場を移しての第二部では、福宮賢一学長があいさつに立ち、来年度に第1期生を社会に送り出す総合数理学部や、就職活動の前倒しなど就職関連のトピックスに触れた上で、「もし明治大学の学生を採用いただけたならば、必ず皆様の期待に応えることができる」とPR。「今日は皆様と楽しく交流をさせていただければ」と呼びかけた。

大学役員・役職者の紹介に続いて、飯田和人教務担当常勤理事(就職担当)による乾杯の発声で懇談がスタート。日髙理事長や福宮学長らの前には、名刺交換を待つ長蛇の列ができるなど、大学・企業双方の関係者の情報交換や交流が活発に図られた。