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黒川農場収穫祭 親子連れが野菜収穫など楽しむ

「コレ食べてみたい!」水耕栽培の収穫体験

紅葉が徐々に広がる明治大学黒川農場(川崎市麻生区)で11月7日、第4回収穫祭が行われ、秋晴れのもと地域住民をはじめ約1200人が来場した。開場してから毎年開催されている収穫祭は、広く地元にも浸透してきており、この日も老若男女多くの来場者が、新鮮な黒川農場産の野菜や、その野菜と麻生産菜種油を使ったスイーツの販売などに長い列をつくっていた。

圃場で行っている「体験収穫」には、子供連れの家族が多く参加し、キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・白菜などを、実際に手でその大きさを確かめながら収穫。親子の共同作業が随所で見受けられた。小学1年生の女子児童は「野菜を採るのは大変だけど、頑張った後に食べるのはいつもより楽しみ」と笑顔で語った。

展示温室では水耕栽培の収穫体験もあり、リーフレタスやサラダほうれん草など数種類の野菜を実際に採ることができ、参加者は「土で作る」「水で作る」の違いを肌で感じていた。

他にも、学生によるガイドツアーや、黒川農場アグリサイエンスアカデミー(市民講座)の紹介といった催しも行われ、日が暮れるまで多くの人でにぎわいを見せていた。