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eプレゼン・コンテスト 上位入賞チームが韓国で研修

力を合わせてコンテンツ制作

明大生を対象に開催した「学生対抗!第5回eプレゼン・コンテスト」の上位入賞チームの学生8人が11月11日~15日、研修のため韓国・慶山にある嶺南大学校(本学協定校)を訪問した。

本研修は、日韓の学生が協同してコンテンツ制作を行うことを通して、グローバル社会で必要な価値観やコミュニケーションなどを身に着けることを目的とした、新しいカタチの国際学生交流プログラムであり、今回で5回目。日本からは本学に加え文化学園大学、韓国からは訪問先の嶺南大学校と全北大学校(本学協定校)、韓東大学校の計5大学が参加した。
研修2日目のフィールドワークでは、日韓総勢28人の学生が混合4チームに分かれ、世界遺産が多数ある慶州(キョンジュ)の史跡等を訪れ、韓国の歴史・文 化に触れた。そこで収集した写真・動画などをもとにコンテンツを制作し、研修3日目の発表会の場で上映。今回は「小中高生向けの慶州紹介」「外国人観光客 向けの慶州紹介」といったテーマが与えられ、各チームは工夫を重ねながらコンテンツを完成させた。

1月下旬からは、嶺南大学校と全北大学校の学生が本学を訪問し、同様のプログラムを実施する予定。

農学部3年 水上 優里奈(優秀賞、チーム名:いくじょ)

2列目中央が本人

私は、1年生の頃からeプレゼン・コンテストに応募していました。1、2年は決勝に残るも、あと少しで韓国行きを逃していました。今回がeプレゼンに参加する最後の機会だと考えていたため、優秀賞が決まった時は、メンバーと声をあげて喜びました。

研修中のチームは、ほぼ初対面の6~7人で構成され、私は、韓国語が話せないので、緊張していました。しかし3日目のコンテンツ発表に向け、1日目から休む間はありません。すぐに打ち解け、議論を交わし、楽しんでいる自分がいました。2日目にフィールドワークを行った後、夜遅くまで話し合い、全員が納得するコンテンツを作成しました。
4日目の学生交流では、韓国人のメンバーが、私たちが楽しめるようにとスケジュールを決めてくれ、韓国の伝統文化にも触れることができました。言葉の壁や文化の違いが、逆にこの交流を深める要素になり、濃く充実した時間が過ごせたと思います。

この5日間は、想像を超え、この文章では伝えきれないほどの充実した研修でした。今でも連絡を取っているほど、メンバーは仲良しです。今後もこのような経験や出会いを多くの学生にしてもらいたいです。そして、素敵な研修の機会を作ってくれた明治大学に感謝しています。