Go Forward

国際日本学部 インドネシア・マラン大学と授業を通じて交流

「2030年の未来を考える」ワークショップでの交流

インドネシア・マラン大学の教授4人、博士課程の学生4人が11月19日、中野キャンパスに来訪し、国際日本学部の授業「国際日本学実践科目D」(担当:岸磨貴子特任講師)に参加した。

本授業では、受講生がグローバルイシュー(地球的問題)への問題意識をもとに4つのグループに分かれ、プロジェクトの企画・立案などを行っている。プロジェクトの内容は、世界の環境問題、シリアの難民問題、フィリピンの教育問題、日本の地方の過疎問題で、明大生としてどのようなプロジェクトが実行可能であるかに主眼を置いている。
学生参画型のアクティブラーニングが主体の授業で、英語を共通語として使用しながら、プロジェクト内やプロジェクト間でのディスカッションを行ったり、ICT(情報通信技術)を活用して外部の専門家や実務家から情報収集を行うなどしている。

今回の授業では、プロジェクトの中間報告と、「2030年の未来を考える」というテーマのワークショップを実施。インドネシアの教授・学生との英語を通した議論では、多くの意見が飛び交い、まさに白熱した授業となった。

ワークショップでは、日本の学生がファシリテーターとグラフィックレコーダーの役割を担当。ファシリテーターは議論の促進を担い、グラフィックレコーダーは模造紙にディスカッションの要点を創造的に書きとめ、議論を可視化させる役割を担う。

インドネシアの教授や学生からは、プロジェクトに対して多くのフィードバックや貴重な意見をいただいた。各プロジェクトの内容をより洗練させ、残りの授業を通して各々のプロジェクトを実行していく予定である。

国際日本学部3年 伊藤 稜