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第11回父母交流会 父母2600人が駿河台に来校

落語家・三遊亭小遊三氏(校友)による講演も

校友・三遊亭小遊三氏による講演 応援団の演舞で会場の熱気は最高潮に

明治大学連合父母会は11月29日、「第11回父母交流会」を駿河台キャンパスで開催した。約2600人の父母が来校し、著名人による講演会や学生のイベント、日頃子女が学んでいるキャンパスの見学などを楽しんだ。父母交流会は、全国の父母会を東西の2ブロックに分け、毎年交互に実施。今年は首都圏(東京の一部・神奈川)、甲信、東海、近畿、中国、四国、九州の34地区父母会(西日本)が対象となった。

アカデミーホールで行われた開会式で、川本正信連合父母会長は満員の父母を前に、交流会の見どころや魅力を紹介。「学生サークルも参加し日頃の練習の成果を披露している。多くの会場に足を運び、『観て・聞いて・感動して』、盛大な拍手で応援してほしい。父母にとって“第二の母校”となる明治大学を一日楽しんでいただきたい」と呼びかけた。

続いて、福宮賢一学長(連合父母会名誉会長)、日髙憲三理事長、飯田和人教務担当常勤理事、そして今回初参加となる向殿政男校友会長が順にあいさつし、昨今の大学の状況や取り組みを紹介。日頃の父母会活動に厚く謝辞を述べ、参加の父母を歓迎した。

開会式に続いては、本学校友で落語家の三遊亭小遊三氏が「笑う門には福来る」と題して講演を行った。同氏は1969年経営学部卒業で、在学中に三代目三遊亭遊三に入門。これまで芸術祭優秀賞を2度受賞している。講演では、学生時代の話や母校・明大への思いを巧みな笑いを織り交ぜて語り、会場は笑いの渦に包まれた。

アカデミーコモンやリバティタワー、グローバルフロントなどの各会場では終日、多種多様なプログラムを展開。今回より新企画として、留学生による「ポスターセッション」、参加地区より銘菓を持ち寄った「父母交流の広場」、落語研究会による「父母交流会寄席」が加わった。他にも明大グッズや黒川農場農産物の販売コーナー、漫画研究会による「似顔絵コーナー」、茶華道研究部による「呈茶席」など従来からの人気コーナーも設けられ、いずれも盛況だった。

会の最後には体育会応援団が、アカデミーホールで魂のこもったパフォーマンスを披露。校歌を会場全員で高らかに熱唱し、“第二の母校”での一日を締めくくった。