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ニッポンの大学から世界へ 「Go Global Japan Expo 2015」

各界で活躍する本学卒業生のトークセッション 高校生らでにぎわう各大学のブース

グローバル化を牽引する全国の国公私立57大学が集結し、高校生らに留学の魅力などを伝えるイベント「Go Global Japan Expo 2015」が12月20日、明治大学駿河台キャンパスで開催された。文部科学省と、同省補助事業「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」採択大学42校の主催。

これは高校生や保護者らに対し、国際的な人材育成の必要性や、世界を舞台に活躍するための進学・留学について考える機会を提供するため実施するもの。3回目となる今回は、「未来を切り拓くグローバル人材を目指して~進学・留学を考える~」をテーマに、各種ステージイベントや出展コーナーなどが展開され、約6500人が会場に集まった。

開会のあいさつで、冨岡勉文部科学副大臣は「文科省として、多くの素晴らしい若者たちに海外へ出てもらい、世界で通用する人材に育てようとこのイベントを開催している。今日学んだことをそれぞれ母校に持ち帰り、次のステップにつなげていただきたい」と、来場した高校生らにメッセージを送った。

代表幹事校の本学を代表して登壇した福宮賢一学長は「夢の実現に向けた一歩を踏み出すためにも、本イベントを十分に活用していただきたい。今の自分を見つめ直し、世界に羽ばたくために何が必要なのか、その手がかりを見つけてほしい」と呼びかけた。

ステージイベントでは「世界の舞台はこんなにおもしろい!~さあ未来を切り拓こう!~」と題して、芥川賞作家の羽田圭介氏、国際弁護士の佐野郁子氏、シリコンバレーで活躍する企業家・古賀洋吉氏ら世界の第一線で活躍する本学卒業生のトークセッションを実施。蟹瀬誠一国際日本学部教授がコーディネーターを務め、それぞれが学生時代の留学体験や仕事を通した異文化体験を語った。

参加大学のブースには、大勢の高校生が相談に訪れ、留学プログラムや卒業後のキャリアなどについて熱心な質問が寄せられた。

他にも、留学経験のある大学生や外国人留学生への質問コーナー、グローバル人材を目指す「英語」の学習法、文科省が主導する「トビタテ!留学JAPAN」の説明会など、海外留学の魅力を紹介する企画が目白押しで、高校生たちは、大いに刺激を受けた様子だった。