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土光杯弁論大会 政経1年・江崎さんが最優秀賞

土光杯に輝いた江崎さん(産経新聞社提供)

将来を担う青年男女が弁論を競い合う「第32回土光杯全日本青年弁論大会」(フジサンケイグループ主催)が1月9日、東京・大手町のサンケイプラザホールで開催され、「より良い関係を築くために歴史を知ろう」を演題にした政治経済学部1年の江崎光太郎さんが見事、最優秀賞の土光杯に輝いた。

今年の大会テーマは「今こそ“日本出動”のとき」。世界で“クールジャパン”として評価されている日本の技術や文化をどのように発信していくべきかについて、事前の論文審査を通過した15人がさまざまな角度から熱弁を振るった。

江崎さんは昨年夏、独立70周年の記念日前後にインドネシアを訪れた経験をもとに、「大半の日本人は、インドネシア独立に日本が大きくかかわったことすら知らない。特に歴史教育に携わる多くの方々に、同国で語り継がれている独立と日本との関係を、その目で見てきてほしいと感じた」と力強く訴えた。

江崎さんは受賞を振り返り、「インドネシア独立と日本の関係について少しでも知ってもらえればうれしい。これからも、歴史の勉強を続けていきたい」と話している。