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国際日本・山脇ゼミ 多文化共生ワークショップを開催

5大学のゼミがSPOや企業関係者と意見交換

学生たちにとって有意義な場となったワークショップ

国際日本学部・山脇啓造ゼミは12月19日、NPO法人「二枚目の名刺」、電通ダイバーシティ・ラボとの共催による多文化共生ワークショップ「多文化共生都市・東京をめざして」を中野キャンパスで開催した。

昨年10月に東京都が初開催した大型人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ東京2015」の中で山脇ゼミは、多文化共生都市・東京をめざした提言を行う大学対抗「多文化共生プレゼンコンテスト」を企画・運営。山脇ゼミに加え、中央、東京外国語、法政、早稲田の計5大学のゼミが参加した(685号既報)。
今回のワークショップでは山脇ゼミが、ビジネスパーソンとSPO(社会的課題の解決をめざす団体)の出会う場を提供する「二枚目の名刺」と、社内と社会の ダイバーシティ推進をめざす電通ダイバーシティ・ラボと組み、大学生がSPOや企業関係者と対話する場を設け、5大学のプレゼン内容実現への方策を探った。

ワークショップの冒頭、山脇教授から「なぜ東京都は多文化共生都市をめざすのか」と題した報告と7つの参加SPOの紹介があり、その後、5大学のゼミがプ レゼン。続いて、ゼミ単位のグループに分かれ、参加者が各自関心を持ったグループに加わり、ゼミのプレゼン内容について質疑を行うなどした。

最後に全体で集まり、参加SPOの代表者からプレゼン内容についてのコメントが寄せられ、ワークショップは終了。プレゼンを行った学生たちにとって、実際にさまざまな社会活動を実践しているSPOや企業関係者との意見交換は、自分たちの提言がどのくらい実現可能性があるのかを考える良い機会となった。