2年連続で前年上回る
明治大学の2016年度入学試験は、3月4日に出願締切となる「大学入試センター試験利用入試(後期日程)」など一部を除き試験日程を終えた。特別・推薦入試を除く一般入試の志願者数は2月9日の時点で10万8055人。10年連続で10万人を超えるとともに、2年連続で前年を上回った。一般入試をすべてWeb出願に移行したことなどが増加要因とみられる。【9面に志願者数データ一覧】
主要私立大学の2016年度志願状況は別表の通り。志願者数が最終的に10万人を超えるのは本学のほか、早稲田大学、法政大学、近畿大学、日本大学の計5校となる見込みで、本学の最終志願者数は3月上旬~中旬に確定する。
主要私立大学の2016年度志願状況は別表の通り。志願者数が最終的に10万人を超えるのは本学のほか、早稲田大学、法政大学、近畿大学、日本大学の計5校となる見込みで、本学の最終志願者数は3月上旬~中旬に確定する。
入試種別ごとの志願者数では、各学部が実施する「一般選抜入試」が前年度比7.9%増の6万374人。10学部中7学部が志願者数を増やし、特に政治経済学部は8030人(前年度比27.6%増)と大幅増だった。
1回の受験で複数学部への出願が可能な「全学部統一入試」は2月5日、本学3キャンパス(駿河台・和泉・生田)と全国6都市(札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡)の会場で行われ、志願者数は前年度比1.3%増の1万7956人だった。
「大学入試センター試験利用入試(前期日程)」の志願者数は、前年度比5.7%減の2万9725人。商、政治経済(地域行政学科を除く)、理工(機械工学科を除く)、総合数理の4学部が3月4日まで、後期日程の出願をそれぞれ受け付けている。
1回の受験で複数学部への出願が可能な「全学部統一入試」は2月5日、本学3キャンパス(駿河台・和泉・生田)と全国6都市(札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡)の会場で行われ、志願者数は前年度比1.3%増の1万7956人だった。
「大学入試センター試験利用入試(前期日程)」の志願者数は、前年度比5.7%減の2万9725人。商、政治経済(地域行政学科を除く)、理工(機械工学科を除く)、総合数理の4学部が3月4日まで、後期日程の出願をそれぞれ受け付けている。
入試情勢に詳しい「(株)大学通信」安田賢治ゼネラルマネージャー
国立大学との併願傾向や安全志向により、私立大学全体でも4%ぐらい志願者数が増えている。特に明治大学は就職に強いことなど、安心感のあるイメージが高いことが大きい。Web出願への全面移行により手続きが簡単になり、受験しやすくなったこともプラスに転じたのではないか。
2016年度入試 主要私立大学志願状況
大学名 | 志願者数 | 前年数 | 前年比 | ||
---|---|---|---|---|---|
明治 | 108,055 | 105,702 | ↑ | 2,353 | (102.2%) |
※早稲田 | 108,039 | 103,494 | ↑ | 4,545 | (104.4%) |
※法政 | 101,976 | 93,986 | ↑ | 7,990 | (108.5%) |
近畿 | 101,880 | 113,704 | ↓ | 11,824 | (89.6%) |
日本 | 99,614 | 94,127 | ↑ | 5,487 | (105.8%) |
立命館 | 87,898 | 87,668 | ↑ | 230 | (100.3%) |
中央 | 74,423 | 69,818 | ↑ | 4,605 | (106.6%) |
関西 | 73,799 | 82,941 | ↓ | 9,142 | (89.0%) |
東洋 | 72,699 | 75,365 | ↓ | 2,666 | (96.5%) |
千葉工業 | 69,552 | 50,888 | ↑ | 18,664 | (136.7%) |