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航空・宇宙工学をテーマに信州大学と講演会

「流れの可視化」をテーマに講演する伊藤副学長

明治大学と信州大学は2月21日、両大学間の連携協定に基づく第2回講演会を南信州・飯田産業センター(長野県飯田市)で開催。「航空・宇宙工学研究のいま」をテーマに、両大学の研究者ら3人が、自身の研究分野や取り組みに関する講演を行った。

まず、信州大の中村宗一郎理事(研究、産学官・社会連携担当)による開会あいさつの後、本学の伊藤光副学長(総合政策担当、理工学部教授)が「流れの可視化」と題して講演。目に見えない空気の流れを目に見えるようにすること(可視化)について、模型を使った実演や、ラグビーや野球といった身近な分野への応用、指導した学生らの取り組みなどを交えて解説した。

続いて、信州大工学部の中山昇准教授が「SUWA小型ロケットプロジェクトの概要について」をテーマに講演。学生や地域企業もかかわる、現在進行中の小型ロケット打ち上げプロジェクトが紹介された。

さらには、公益財団法人南信州・飯田産業センターの地域連携マネージャー・飯田航空宇宙プロジェクトマネージャーを務める松島信雄氏が「飯田地域における航空宇宙プロジェクト活動について」という演題で、世界に通用する人材を育成し、飯田地方での航空宇宙産業クラスターの形成を目指す日々の活動について講演した。

今後も本学と信州大の両大学では、連携協定の目的にかなう活動を推進していく。

(研究知財事務室)