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図書館の相互利用に関して順天堂大学と調印

握手を交わす林図書館長(右)と渡辺センター長

相互の教育研究資源の有効活用を目的に、明治大学図書館(林義勝図書館長=文学部教授)と、順天堂大学学術メディアセンター(図書館、渡辺純夫センター長=同大医学部消化器内科主任教授)は3月14日、両図書館の相互利用(4月1日~)に関する調印式を行った。

昨年12月に両大学間で、教育・研究活動の交流や連携の推進に関する「包括協定」が締結されたことを受けたもの。今回の調印で取り交わされた確認書には、一方の大学の教職員証や学生証等を持参すると、相手方の図書館への入館、資料の利用が可能となることや、必要に応じて連絡会を開催することなどが盛り込まれている。
順天堂大学・センチュリータワー(東京都文京区)で行われた調印式には、林図書館長、渡辺センター長ら双方の関係者が列席。林図書館長は、明大図書館や ELM(法・医・倫理の資料館)、明大を含め8大学が加盟する「山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム」の活動などを紹介した上で、「大学間の協力関係 を推進することで、地域の方にもいろいろな発信ができると期待している」と語り、渡辺センター長からも大学や施設の紹介、今後への期待などが述べられた。

調印式後、林図書館長ら明大一行は、センチュリータワー内にある「順天堂大学日本医学教育歴史館」を視察。江戸期からの日本の近代医学の歴史や進化に触れた。