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リバティアカデミー 受講生196人にそれぞれ称号を授与

最高位の「アカデミー・ドクター」を授与された受講生

明治大学リバティアカデミーは3月19日、駿河台キャンパス・グローバルフロント多目的室で2015年度称号授与式を挙行した。リバティアカデミーでは、受講生の継続的な学習を支援する目的で、各講座の修了時に付与される「アカデミー・ポイント」を蓄積した受講生に、リバティアカデミー独自の称号を授与している。2015年度は196人の受講生に「アカデミー・ドクター(リベラルアーツ)」などの称号が授与された。

須田努リバティアカデミー長(情報コミュニケーション学部教授)は祝辞で、「仕事も家庭もある中で、勉強を続けていくのは大変なご苦労」と受講生をたたえ、「称号を得たからといって生涯学習が終わるわけではない。今後も皆さんにリバティアカデミーを育てていただきたい」と呼びかけた。

対象の受講生への称号授与に続けて行われたミニ講演会「吉田松陰と萩」では、須田アカデミー長が、吉田松陰の研究のために山口県萩市で調査を行った際のエピソードを紹介。現地を訪れて、現地で話を聞いたことにより研究の失敗を防ぐことができた経験を明かし、「勉強や研究を続けていると『慣れ』によって失敗することがある。『生涯勉強』の気持ちが重要だ」とアドバイスした。

その後、グローバルラウンジに会場を移して懇親会が行われ、受講生らが笑顔で互いの成果をたたえる姿が見られた。