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第2回「MJIIT同窓会in日本」を明大で開催

日本とマレーシアがつないだ、人と人との縁

日本とマレーシアの首脳間合意により設立された高等教育機関「マレーシア日本国際工科院(MJIIT)」の関係者や、留学した学生らが一堂に会する「MJIIT同窓会in日本」の第2回総会・懇親会が5月12日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで行われた。土屋恵一郎学長、国際協力機構(JICA)の柳沢香枝理事をはじめ関係者ら約40人が出席し、互いの交流を深めた。

MJIITは2011年9月、日本式教育によりアジアをリードする人材の育成を掲げ、マレーシア工科大学(UTM)内に開校。本学を含む日本の各大学や外務省、JICAなどがコンソーシアムを構成し運営に協力している。そうした関係者の交流やMJIITに留学する学生のサポートなどを目的に2014年10月、「MJIIT同窓会in日本」が発足した。

元駐マレーシア大使の堀江正彦特任教授(研究・知財戦略機構)が会長代行を務めていることなどから、第1回に引き続き、本学での開催に至ったもの。

懇親会の冒頭、あいさつに立った土屋学長は、本学とマレーシアとの国際交流の歩みや、マレーシアの歴代3首相への明治大学名誉博士学位の贈呈など深い関係性を紹介。「マレーシアと日本との関係はますます深化していく。引き続き、明治大学とも連携を深めていただきたい」と今後に期待を込めた。

懇親会では、明大生によるMJIIT 留学体験談や、日本企業に就職したマレーシア人卒業生の体験談、さらには9月から1年間MJIITに留学する学生の決意表明などが披露され、新たな縁が芽生える機会となった。