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さあ世界へ!4キャンパスで「海外留学フェスタ」

理工学部・農学部も相談ブースを設けた

明治大学国際教育センターは5月18日、「2016海外留学フェスタ」を生田キャンパス・食堂館スクエア21で開催。会場の1階ラウンジには同センターをはじめ、留学を支援する企業・団体が相談ブースを設け個別相談対応を行ったほか、各種海外留学セミナーを実施。約180人の明大生が参加した。

同フェスタは明大生の海外留学への不安を解消し、留学意欲を高めることを目的に行われており、昨秋に続いて2回目の開催。5~6月の期間、駿河台・和泉・生田・中野の4キャンパスで、計5回の開催が予定されている。

相談ブースでは、「留学するにはまず何をすれば?」「とにかく英語力をつけたい」「費用はどれくらい?」などさまざまな質問が飛び交い、海外留学に興味はあるが一歩が踏み出せない明大生に対し、留学カウンセラーなど専門のスタッフが丁寧に対応。この日、設置された理工学部・農学部の相談ブースには、1、2年生が学部独自の留学プログラムの説明を聞きに訪れるなど、留学意欲の高さをうかがわせた。

在学生による留学参加報告会では、官民協働で推進する海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」に参加した安藤翔太さん(理工研D3)が、米国・テキサス大学オースティン校での研究留学について報告。参加者から留学先でのコミュニケーションについて質問が及ぶと、「研究に関する専門用語は支障なかったが、日本では使わなかった略語やカジュアルな英語表現に最初は戸惑った」とエピソードを紹介し、「留学先でたくさんの人と出会えたことが一番の宝」と留学の魅力を語った。

4キャンパスで留学カウンセラーとして対応にあたる木村あすみさんは「留学意欲は高いが、目的が明確でない明大生も多い。気軽に相談に来て、留学に向けての考えを具体化してもらいたい」と話している。