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東京六大学野球春季リーグ 硬式野球部が3季ぶり38度目V

スタンドからの大歓声に応える選手たち エースとしてもチームを引っ張った柳主将

体育会硬式野球部は5月23日、東京六大学春季リーグ・対立教大学3回戦に3-1で勝利し、3季ぶり38度目のリーグ優勝を飾った。全5チームから勝ち点を挙げる「完全優勝」も、2013年春季以来6季ぶりに達成。明大は6月6日に開幕する全日本大学野球選手権に出場し、35年ぶり6度目の頂点を目指す。

先に2勝し、勝ち点を挙げた方が優勝する状況で、両校譲らず1勝1敗で迎えたこの日の試合。先発したエースの柳裕也主将(政経4)は、満塁のピンチなど毎回ランナーを背負いながらも要所を締め、7回1失点と粘りの投球でチームを鼓舞した。

これに応えるかのように、明大は1対1の同点で迎えた7回裏、柳主将の代打に立った宮﨑新内野手(文3)の適時打などで2点を勝ち越し。8回から継投した星知弥投手(政経4)が無安打の好投で立大の反撃を許さず、勝利を呼び込んだ。

今季は史上初となる、全カードで1敗を喫しながらの完全優勝。計16試合の熱戦を繰り広げた明大が“六大学”の誇りを胸に、日本一への階段を駆け上がる—。