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付属明治高校が「卒業生顕彰式」を挙行

難関試験合格、学術・文化など優秀者19人を表彰



支えてくれた人への感謝と熱い決意を語った古谷さん

付属明治高等学校は7月23日、2016年度「卒業生顕彰式」を駿河台キャンパス・紫紺館で挙行。司法試験・公認会計士試験などの難関試験合格者ら卒業生19人を表彰した。

この顕彰式は、学業等に励み、学術・文化・芸術など幅広い分野で優秀な成果を収めた卒業生をたたえ、在校生の模範として顕彰するもの。2012年の創立100周年を契機に始まり、今年で5回目となる。式典には、柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長ら大学役職者や、同校の関係者が列席。安藏伸治校長から卒業生一人ひとりに賞状と記念品が授与され、その功績を祝福した。

あいさつに立った柳谷理事長は、同校の教育理念や卒業後の結びつきの強さなどをたたえた上で、「ここが新たなスタート。社会のリーダーになるべく、さらなる目標を掲げ大いに飛躍してほしい」と激励。続いて、安藏校長は「皆さんの頑張りが後輩たちを刺激している」と同校の現状を紹介し、「本日はおめでとう。そして心からありがとう」と謝意を示した。

受賞者を代表して、公認会計士試験に合格した古谷千夏さん(2012年明高卒)が登壇。公認会計士を目指した契機に触れながら、「受験勉強で挫けそうになったとき、家族や周りの仲間、そして明高の先生方が温かい言葉をかけてくれた」と謝辞を述べ、「明高初の女性公認会計士試験合格者としてこれからも努力していきたい」と高い志と決意を語った。

顕彰式に続いて行われた昼食会では土屋学長が、自ら持参した扇子に描かれる“鯉の滝登り”の由縁とともにあいさつ。「鯉が荒磯を乗り越え、やがて大きな竜に生まれ変わるように、皆さんも社会の中で活躍してほしい」と、卒業生たちの今後の活躍に期待を込めた。