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万が一に備え「防火防災講演会」を開催



明治大学は7月5日、教員役職者を対象とした「防火防災講演会」を駿河台キャンパス・リバティホールで開催した。

首都直下型地震の発生確率が「30年以内に70%程度」といわれる最近の研究分析結果に鑑み、学生が安全・安心に学ぶことのできる環境の構築と、教員が日頃から危機意識を持つことを目的に実施したもの。

東京消防庁神田消防署警防課から結束智和氏(防災安全係地域防災担当係長)を講師に招き、(1)校舎の安全性、(2)地震の危険要因、(3)千代田区の避難場所などについて、2011年の東日本大震災発生時の事例も踏まえながら、理解を深めた。

明治大学と千代田区

明治大学は、駿河台キャンパスを置く千代田区と「大規模災害時における協力体制に関する基本協定」を締結しており、被災者への大学施設の開放や、食料・飲料水などの提供、学生ボランティアの養成や災害時の派遣など、防火防災の取り組みを積極的に推進している。