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金融紫紺会で森宮康名誉教授が記念講演

国際保険学会ゴールドメダル賞受賞に応え

先駆的な研究成果が披露された記念講演

銀行・証券・保険をはじめ金融業界に携わるOBOGの親睦団体・金融紫紺会(会長=森宮康名誉教授)では2カ月に一度、定例セミナーを企画しており、金融業界内定者を含む現役学生にも資する特別セミナーも実施している。

このたび、国際保険学会のジョン・S・ビックリー創設者ゴールドメダル賞を受賞した森宮康名誉教授(本紙第686号既報)を迎え、「IIS、研究教育におけるリスクファイナンス—キャプティヴをめぐって」と題した記念講演を6月25日、紫紺館で開催。現役学生を含め約50人が参加した。

講演は、世界的に関心が高まっているタックス・ヘイブン(租税回避地)などで展開される、キャプティヴ(保険子会社)に関する森宮名誉教授の先駆的な研究に触れるとともに、長きに渡り国際学会などを通じて国際的なネットワークを構築してきた業績を再認識する機会となり、金融業界を目指す学生から活発な質疑応答がなされていた。

金融業界の著名講師を迎える次回のセミナーは、9月14日19時から紫紺館で開催予定。詳細は金融紫紺会の公式ホームページから。