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就職キャリア支援センターが「優良中堅企業」探し方セミナーを開催

グローバルニッチトップ企業による説明会も

オンリーワンの強みを説明する担当者 多くの学生が合同相談会に参加

名前を聞いたことがある企業や大手企業など、安易なアプローチになりがちな学生の就職活動。こうした傾向を解消しようと、明治大学就職キャリア支援センターは6~7月の3日間、「キラリと光る、優良企業に出会う」と題したセミナーを駿河台キャンパスで開催した。

日本の全企業の9割以上が中小企業という状況を鑑み、講演や説明会をとおして多様な業種や企業に触れることで、学生の視野を広げる機会を提供することが同セミナーの目的。2017年3月卒業・修了予定者を対象に行われた。

6月21日、30日の2日間実施されたセミナーの第一弾では、「優良中堅企業の探し方」をテーマに、東洋経済オンライン『就職四季報プラスワン』の前編集長・田宮寛之氏による講演会を開催。今からでも間に合う効果的な優良中堅企業の探し方について、さまざまな角度からの分析に基づく解説が行われた。

7月5日に開催した合同説明会では、国際市場の開拓に取り組み、ニッチ分野において高いシェアを確保する優良中堅企業(経済産業省選定グローバルニッチトップ企業100選)ら12社がブースを設け、延べ250人の学生が訪れた。他社にはないオンリーワンの強みを説明する企業担当者と、真剣な眼差しでメモを取る学生。双方ともに熱の入った説明会となった。参加した学生は「新しい発見があった。企業の魅力が伝わってきたので、ぜひ受けてみたい」と満足気に会場を後にした。