Go Forward

リオデジャネイロ五輪 明大アスリートが大活躍—卓球で水谷・丹羽が日本初、柔道で海老沼が2大会連続のメダル

8月5日~21日の期間、熱戦が繰り広げられた第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)。日本は史上最多となる41個のメダル(金12銀8銅21)を獲得するなど、連日盛り上がりを見せた。明治大学関係者も10人の選手が出場。世界を舞台に躍動した。

卓球・男子団体では、水谷隼選手(2013年政経卒)と丹羽孝希選手(政経4)が出場。準々決勝で香港、準決勝でドイツを破り決勝に進出し、世界ランキング1位・3位・4位の3人で構成された強豪・中国と対戦。水谷選手が勝利するなど健闘するも1-3で敗れ、銀メダルを獲得した。また、男子シングルスでは、水谷選手が銅メダルを獲得。丹羽選手は、準々決勝で敗れ、5位入賞となった。卓球の男子団体・シングルスにおけるメダル獲得は日本初の快挙で、水谷選手、丹羽選手、監督を務めた倉嶋洋介氏(1999年経営卒)ら明大勢が大きく貢献した。

柔道では、海老沼匡選手(2012年商卒)が男子66kg級に出場した。準々決勝まで一本勝ちで駒を進めたが、準決勝ではゴールデンスコア方式の延長戦の末、韓国選手に有効を奪われて敗戦。気持ちを切り替え臨んだ3位決定戦では、一本勝ちを収め、前回のロンドン大会に続き2大会連続で銅メダルを獲得した。

水泳・男子オープンウォータースイミング(10kmマラソン)に出場した平井康翔選手(2013年政経卒)は、1~11位までの選手が5秒以内に入る接戦の中、8位入賞を果たした。

その他の明大勢の結果は次のとおり。

競技 種目 氏名 学部・卒業年 結果
水泳 10kmマラソン 平井 康翔
(ひらい・やすなり)
2013年政治経済学部卒業 8位入賞
サッカー 男子 室屋 成
(むろや・せい)
政治経済学部4年 予選リーグ敗退
ボート 軽量級女子
ダブルスカル
冨田 千愛
(とみた・ちあき)
政治経済学研究科
博士前期課程1年
12位
卓球 男子シングルス
男子団体
丹羽 孝希
(にわ・こうき)
政治経済学部4年 5位入賞
2位(銀メダル)
男子シングルス
男子団体
水谷 隼
(みずたに・じゅん)
2013年政治経済学部卒業 3位(銅メダル)
2位(銀メダル)
馬術 障害馬術団体
障害馬術個人
福島 大輔
(ふくしま・だいすけ)
2001年農学部卒業 ラウンド1敗退
1次予選敗退
馬場馬術団体
馬場馬術個人
高橋 正直
(たかはし・まさなお)
2004年農学部卒業 予選敗退
1次予選敗退
総合馬術個人 大岩 義明
(おおいわ・よしあき)
1999年商学部卒業 20位
北島 隆三
(きたじま・りゅうぞう)
2008年政治経済学部卒業 棄権
柔道 男子66kg級 海老沼 匡
(えびぬま・まさし)
2012年商学部卒業 3位(銅メダル)