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「クールジャパン サマープログラム2016」—今年は岐阜・飛騨高山でのフィールドトリップも

生田キャンパスでは黒田研究室のロボットに興味津々 世界遺産・白川郷合掌造り集落の前で記念撮影

国際連携機構は7月20日~8月5日、日本のポップカルチャーと呼ばれる現代文化や、茶道などの伝統文化について講義やワークショップ、フィールドトリップを通じて学ぶ短期留学プログラム「COOL JAPAN Summer Program 2016」を実施した。

このプログラムは、海外在住の大学生・大学院生を対象として、「日本を学ぶなら明治!」をPRし、海外から留学生を誘致する取り組みの一つとして2010年に開始。7回目となる今回は、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、中国、フィリピンなど8カ国・地域から18人が参加した。

プログラムは、アニメスタジオ見学、中野サブカルチャー、握り寿司体験、風呂敷、妖怪など多岐にわたる内容。日本文化の多様な側面に触れることで、その根底にある伝統的要素を明らかにするとともに、現在の日本社会のありようとその将来の可能性を探ることができるものとなっている。

講義などを担当したのは、理工学部の黒田洋司教授や国際日本学部の森川嘉一郎准教授、大学院国際日本学研究科の氷川竜介客員教授をはじめ、NHK番組「COOL JAPAN」元プロデューサーの堤和彦氏や、世界的に有名なアニメーターの板野一郎氏ら多彩な顔ぶれ。参加者にとっては、またとない貴重な機会となった。また、駿河台キャンパスでは明大生の学生ボランティアとの交流を行い、生田キャンパスでは理工学部が研究しているロボットなどを見学。中野キャンパスではアニメやマンガについて知見を広げるなど、本学での大学生活を満喫した。
プログラム終盤の8月1日からは、2泊3日の日程で岐阜県の飛騨高山を訪れた。世界遺産の白川郷合掌造り集落や仏「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星が付いた高山市を訪問したほか、飛騨のひのきを使ったマイ箸作りや、竹馬・けん玉など昔からの遊びも体験。帰路は長野県に立ち寄り、味噌蔵や国宝・松本城を見学するなど、参加者たちは日本の伝統文化を十分に堪能した様子だった。

最終日には、参加者がプレゼンテーションを通じて各自の発見や感動体験を共有し、日本文化にどっぷりとつかった約2週間にわたるプログラムは終了した。

▼プログラムの写真、動画はこちらからご覧いただけます。
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