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理工学部が2016年度 夏休み科学教室を開催

お花を入れたら凍っちゃった!(低温の世界)

理工学部は8月4日、地域社会との交流などを目的とした毎年恒例の「夏休み科学教室」を生田キャンパスで開催。事前に申し込みのあった小中高生約300人が参加し、実験・実習・工作を通じて自然科学の不思議さや、モノづくりの面白さを体験した。

今年は「エンジンをつくろう」「化学の色取り~化学反応と色を結びつける実験~」「涼しくなろう!水と氷と雪の実験」など、学年に応じた15のプログラムを実施。理工学部8学科の担当教員と学生らが、各教室で小中高生の指導にあたった。

電気がちゃんと通るかな?(モーターをつくろう)

「エンジンをつくろう」の教室では、熱エネルギーと気体の性質を利用して発動するエンジンの組み立て工作に挑戦。部品の位置やねじの締め具合の微妙な調節に悪戦苦闘しながらも、完成させた子どもたちは、熱によって動くエンジンの仕組みを観察した。

「数理パズルを解くコンピュータープログラムをつくろう」の教室では、プログラミングの要素をブロックでわかりやすく示したソフトで実践。各自がパソコンを使い、ブロックの組み合わせパターンを自由に変えながら、数理パズルを解くためのプログラムを作成した。

各教室とも熱心に取り組んだ小中高生たちは、普段の教室では味わうことのできない実験や工作を通して、高度な研究の一端に触れ、夏休みならではの学びを得る機会となった。