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明治大学創立者記念奨学金 採用者からのメッセージ

採用された学生から、「(1)この奨学金への応募のきっかけ」「(2)奨学金の使い道」「(3)奨学金を受給できたことによって変わったこと」の3点を中心にメッセージを寄せてもらいました。紙面の都合上、全てをご紹介することはできませんが、様々な形で努力している学生の現状を、ぜひご覧ください。

岸本辰雄奨学金 採用者からのメッセージ

この度は明治大学創立者記念奨学生に採用していただきありがとうございました。私たちのサークル員が出場し準優勝しました「全日本学校対抗ナインボール選手権大会」は2人1組の先鋒、大将戦で学校(小学校から大学院まで)日本一を決めるトーナメントです。2001年から始まりこの大会で15回目となりました。ここ数年明治大学代表として私たちのサークルも参加していましたが、入賞するまでにはいたらなかったのですが、今回決勝戦までいくことができました。惜しくも敗れ準優勝でしたが、15年目にして初の女性プレーヤーが決勝まで残ることができたとして歴史に名を刻むことができました。今回の奨学金はサークルの予算とし、普段の活動の場代や新入生のための道具の購入費として活用し、サークルとして更なる発展ができるようにしたいと思います。
(ビリヤードサークル「3.7.W」)

この度は、明治大学創立者記念奨学金に採用して頂きありがとうございました。今回、応募するきっかけになったのは世界大会に向けた費用の問題からでした。私が取り組んでいるアルティメットという競技は、日本ではまだマイナースポーツということもあり、代表にはスポンサーも付かず活動はほぼ自費で行っていたので、どうしてもお金がかかってしまいました。その際に、この奨学金のことを知り活動費用にあてようと考えました。今回奨学生に採用されたことによって、経済面でも余裕ができたことで時間の余裕も生まれました。このことで今後の競技活動をより多く取り組むことができるようになりました。この先の代表としての活動に向け、より一層競技に精進していこうと思います。
(政治経済学部4年)

私達シャスネージュは冬に行われる全国学生岩岳スキー大会を目指してオフシーズンから1年を通して活動を行っています。部員はアルペン初心者のものも多いですが、部員同士で切磋琢磨し合い技術向上に励んでいます。スキーは練習場所の確保や道具を揃えるだけで非常にお金がかかり、部員はオフシーズン、アルバイトをして頑張ってお金を貯めていますが、学業と両立させていく上で厳しいものがあります。今回頂いた奨学金も活動資金の一部として使わせて頂き、今年度も部員一同全国学生岩岳スキー大会を目指して頑張っていきます。ありがとうございました。
(体同連スキー部シャスネージュ)

明治大学創立者記念奨学金への応募のきっかけは、ラクロス女子日本代表としてアジア大会へ出場し、優勝という結果を残したことがきっかけです。ラクロスという競技自体がマイナースポーツのため、世界大会など注目はされないですが、日本代表として世界と戦ってきました。受給させて頂いた奨学金は、2017年に開催されますラクロスワールドカップに向けての代表活動費として活用させて頂きたいと思います。ラクロスの現状としましては、代表活動でさえ、グラウンドや遠征費など全て選手の実費で活動しています。そのため、奨学金を受給できたことによって、ラクロスと勉学の両立をしっかり行うことができます。奨学金受給者として恥じないよう、今後も目標を高く持ち、精いっぱい努力していきたいと思います。
(文学部4年)

舞踏研究部は競技ダンス(社交ダンス)のサークルです。今回初めて団体として応募させていただきました。奨学金採用となり、とても嬉しく思います。部員数もここ数年増加しており、東日本規模の大会で成績を残すことのできるカップルも増えてきたため、今回応募させて頂いた次第ですが、今後も部員一同、各々大会で活躍し、団体でも成績を残せるよう励んでいく思いです。現在、競技ダンスの団体競技であるフォーメーション競技のドレスを買い替えたいと思っております。ドレスは成績を左右する大切な私たちの武器です。今回頂いた奨学金もそこに使いたいと考えております。多くの方の支えによって存在しているこの奨学金を受け取れることを嬉しく思います。ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
(舞踏研究部)

キンボールがマイナースポーツであるため、キンボール連盟などから助成金などが出ず、合宿費やW杯の渡航費などがほぼ自費であったため、アルバイトと練習、学業との両立が非常に大変でした。そこで、大学の事務室の方から創立者記念奨学金のお話を伺い、応募しました。2015年8月のW杯以降も日本代表としての活動が続き、報告会等で日本各地に足を運ぶ機会が多いので、その際に必要な移動費や宿泊代等に活用しています。受給前はキンボールをするために必要な消耗品(シューズやサポーター等)を買う際もアルバイト代が少なくなってきたら合宿費などとの兼ね合いで購入を先延ばしにしていた時も多かったですが、受給後は消耗品にあてるお金に余裕が出来たため、常に良いコンディションでキンボールができています。
(政治経済学部4年)

矢代操奨学金 採用者からのメッセージ

私がこの奨学金に申し込みをしたきっかけは、学生支援事務室の方からこの奨学金についての連絡があったことです。それによって、この奨学金の存在を知って、申し込みをしました。

私の家には、私を含め姉弟が3人いて、3人全員が私立大学に通っています。そのため、私の家は学費の支払いで家計に余裕があまりありません。また、私は身体に障害があり、通学時などに健康な方よりも多くのお金が必要になる方法をとることになってしまっています。奨学金は上記の私の学費や、通学費などの身体的な理由で多くのお金が必要になってしまうものに対して使用します。

奨学金の受給によって、以前よりは上記の負担が軽くなり、家計にゆとりがもてるようになったと感じています。
(理工学部2年)


平成23年に両親が離婚しましたが、父から養育費の支払いは一切なく、家庭の収入は母の給与と公費の手当(障がい者等)の受給によるものでした。姉の学費も150万円と高額なため、家計の補助にしたいと思い、創立者記念奨学金へ応募させていただきました。

(使い道)学費や修学費、食費や通信費に充てさせていただきます。また、自分の持つ障害のために必要な薬や装具を買うお金の足しにも使わせていただきたいと考えております。

(変わったこと)母の仕事の負担が減り、経済的にも楽になっております。また私自身もアルバイトの負担が減り、その分、勉強に時間を使うことができます。
(政治経済学部2年)