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2016年司法試験合格祝賀会を開催

2016年司法試験の合格祝賀会が10月6日、駿河台キャンパスリバティタワー23階の岸本辰雄ホールで開催された。会場には約80人の合格者や関係者が集まり、難関を突破した安堵と互いの健闘をたたえ合う姿が多く見うけられた。

祝賀会の冒頭、あいさつに立った土屋恵一郎学長は、中国の政治家・孫文の“天下為公、世界大同”という言葉を引用し、「自らの使命は、公共の利益のため、人々の幸福のためにあるということを胸に、法曹としての道を突き進んでほしい」とエールを送った。続いて、柳谷孝理事長、黒木芳男法曹会長をはじめ、関係者より祝辞が送られた。

合格者を代表して登壇した荻原理志さん(既修者コース)は「本気で議論できる仲間と先生がいた。困難な状況でも『前へ』の精神を忘れずに法曹界に尽くしたい」と語り、吉田華乃子さん(未修者コース)は「これまでたくさんの方が手を差し伸べてくれた。その恩に恥じぬよう法律家として邁進したい」と感謝や今後の抱負を述べた。

今年の本学法科大学院からの合格者は、36人(本紙第696号既報)。また、明大出身合格者は44人となっている(法制研究所調べ。9月末時点)。